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新しい神様〜雨宮処凛について


 「新しい神様」は、雨宮処凛(あまみやかりん)と彼女がボーカルを務めるパンクバンド「維新
赤誠塾」の動きを追ったドキュメンタリー映画です。
 雨宮処凛は、リストカットを繰り返し、ビジュアル系の追っかけをしたりという十代を経て、や
がて民族(主義)派右翼に目覚めてゆきます。民族派パンクバンドを結成し、街頭演説から、政
治集会での討論と飛び回ります。この映画では、元赤軍派議長と、新右翼の一水会代表が出
てきますが、両方とパイプを持ち、共闘できるのは、雨宮処凛くらいでしょう。この映画では、雨
宮処凛が北朝鮮に向かう姿も捉えています。やがて、この活動はよど号事件の子どもたちを
日本に帰国させるところまで進みます。
 映画「新しい神様」は、どこにも居場所のなかったひとりの人間が、社会の中で自分を位置づ
け、活動の中で生きる意味を見出してゆく過程を描いています。

『新しい神様』DATA
監督・脚本・撮影・編集 土屋豊
登場人物 雨宮処凛 伊藤秀人 塩見孝也(元赤軍派議長) 木村三浩(一水会代表)ほか
1999年 日本 99分 カラー



DVD版『新しい神様』DATA
特典映像
劇場予告編
上演記念トークショー(18分)
☆ゲスト サエキけんぞう 見沢知廉 諏訪敦彦 鈴木邦男 大槻ケンヂ 根本敬 河瀬直美 
宮台真司
雨宮処凛の人生相談
雨宮処凛の出たとこ占い

発売・販売 アップリンク
http://www.uplink.co.jp/
4700円+税
オリジナル日本語+英語字幕
スタンダード 1:1.33
ドルビー ステレオ
片面 1層  複製不能


この映画の後、雨宮処凛の活動は、作家活動を展開するようになります。
雨宮処凛の文学は、実存主義的であり、自己と社会の矛盾に苦しみながら、道を探求する姿
勢に貫かれています。それは、たとえフィクション(「暴力恋愛」「ともだち刑」「EXIT」「バンギャ
ル ア ゴーゴー」)の場合でもそうで、主人公には雨宮処凛がこれまで抱えてきた問題が深く
投影されています。雨宮処凛は、傍観者として、いわば他人事として客観的に虚構のキャラク
ターを描くのではなく、自分の分身ともとれるキャラクターに自己を没入させ、そこで当事者とし
て経験させようとしており、そこで感じ取れることから、あるべき自分の道を探求しようとしてい
ます。
また、作家活動以外では、民族派右翼を離れ、次第にいじめや自殺、プレカリアート(社会的・
経済的に不安定さを強いられる立場の人々)の問題に取り組むようになり、立場を超えた連帯
を訴えるようになります。この変遷もまた、彼女が実存的な生き方をしているから生まれたもの
で、観念的な理論ではなく、人々のリアルな生に向き合うことから、より良き道を模索して変貌
してきたのだと考えることが出来ます。

生き地獄天国
太田出版
2000.10

生き地獄天国〜
雨宮処凛自伝
ちくま文庫
2007.12
解説:鈴木邦男

自伝。アトピーという持病があり、いじめられっ
子として過ごし、自分の居場所を求め、ヴィジ
ュアル系追っかけとなり、天野可淡の影響で
人形作りをはじめるが、アトピーのせいで挫
折。民族派右翼に覚醒し、「超国家主義『民族
の意志』同盟」の女闘士・活動家として<ミニス
カ右翼>の異名を取る。さらに民族派パンク・ロ
ックバンド「姫処凛」「維新赤誠塾」「大日本テ
ロル」を結成、ボーカルを務めるようになり、映
画「新しい神様」に出演し、次第に自己を実現
してゆく過程を描く。
文庫版では、最終章を増補。
暴力恋愛
講談社
2002.1

暴力恋愛
講談社文庫
2005.2
解説:狗飼恭子

初の長編小説。ドキュメンタリー映画監督とそ
の被写体となった女性の関係 (注意…本書は
フィクションであり、現実とは関係がありませ
ん。) を軸に、自身の恋愛がなぜ激しく、暴力
にも似て相手を希求するのか、が問われる。
ここで、問題となっているのは、自身の精神の
中に宿る虚無であり、それを回復するために
自分を認めてほしいという際限のない欲望が
生まれる。
自殺のコスト

太田出版
2002.2
圧倒的な情報収集力で、自殺にまつわるコス
トを徹底的に暴き出し、自殺を社会学的・経済
学的観点から捉えなおす。本書には、自殺の
良し悪しは書かれていない。しかし、自殺への
ロマン的憧憬を粉砕し、死への一歩手前で再
考させる書物である。
アトピーの女王

太田出版
2002.9
自身のアトピー体験を赤裸々に語った著作。
読めば、救われるセラピーの書。

悪の枢軸を訪ね


幻冬舎
2003.2

幻冬舎文庫
2004.12

よど号のメンバーに招待されて、北朝鮮に渡
り、さらにはイラクに渡り、フセインの大統領宮
殿にまで招かれた経験を語るルポタージュ。
悪の枢軸と呼ばれる国の本当の姿を伝えると
ともに、いつの世でも犠牲者は罪のない民間
人であり、飢餓や戦争、全体主義的統制で殺
されてゆく罪のない民間人の立場からすれ
ば、「偉大な主席」や「民族の誇り」、「アラブの
大義」など何の意味もないと説く。
EXIT

新潮社
2003.11
自傷系ネット掲示板に書き込まれたリストカッ
トやオーバードーズという衝撃的な世界を描い
た問題小説。自分を傷つけることで、世界から
注目され、自分を意味づけたいという欲望が、
ささいな挑発の言葉により、暴走し、悲劇的な
最後を迎えます。

戦場へ行こう ! 
〜雨宮処凛流・
地球の歩き方〜
講談社
2004.3
「群像」で連載されたエッセイ「『北』の国から」
の単行本化。はじめてのガサ入れにはじまり、
北朝鮮問題に関わり、戦争直前のイラクに向
かう…あまりにもパンクな生き方のドキュメント
である。

ともだち刑
講談社
2005.3

ともだち刑
講談社文庫
2008.4
「あなた」と「わたし」の関係のバランスが狂うと
き、いじめが発生し、それは次第に過酷なもの
になってゆく。いじめ問題を真正面から取り組
んだ長編小説。
すごい生き方
サンクチュアリ出

2006.1

すごい生き方ブロ

http://www.
sanctuarybooks.jp
/sugoi/blog/
2年間のうちに、6万人以上というイラク戦争に
よる死者を上回る自殺者を輩出する日本に向
けて発せられた緊急メッセージ。雨宮が提言
する「すごい生き方」とは、たとえ地獄を経験し
ようとも、この生を全的肯定する型破りの喜悦
に満ちた生き方である。

バンギャル ア 
ゴーゴー(上・下)

講談社
2006.10

ヴィジュアル系バンドの追っかけにのめり込む
女の子たちの鮮烈な青春を描いた作家として
の雨宮処凛の最高傑作。「もう一つの世界」を
示してくれたロックの世界、親や学校との軋
轢、そして恋愛。疾走する青春と引きちぎられ
るような心の痛み。
生きさせろ!
〜難民化する若
者たち
太田出版
2007.3
日本の労働者の1/3が、非正規雇用であ
り、24歳以下になると1/2が非正規雇用と
なる。低賃金で使い捨てにされ、難民化して
ゆく若者たち。21世紀になって生存権の確保
すら難しくなった現代の状況とは?
ネオリベラリズムの問題点を鋭く照射。プレカ
リアートの連帯を訴える。

右翼と左翼はどう
ちがう?

河出書房新社
14歳の世渡り術
2007.5
シリーズ「14歳の世渡り術」の1冊として刊行
された過激な教科書。右翼と左翼の歴史、テ
ロや革命、そして思想と政治行動を判りやすく
解き明かし、大人の世界の考えの多様性に目
を開かせる。左右の現役活動家へのインタビ
ューも収録。

ワーキング・プア
の反撃
(福島みずほとの
共著)

七つ森書館
2007.7
社会民主党党首の福島みずほとのワーキン
グ・プワ、ネットカフェ難民、フリーター問題を
巡る対談。「自由と生存のメーデー07」通じて
意気投合した2人は、社会にはびこる自己責
任論を痛烈に批判する。
雨宮処凛の「オ
ールニートニッポ
ン」

祥伝社新書
2007.9
フリーター、ニート問題をテーマにしたインター
ネットラジオ番組「オールニートニッポン」の書
籍版。「こわれ者の祭典」代表の月乃光司氏
や作家・ミュージシャンのAKIRA氏から、筋肉
少女隊の大槻ケンヂ氏まで、総勢10名のゲ
ストとの対話を収録。
プレカリアート
〜デジタル日雇
い世代の不安な
生き方

洋泉社新書
2007.10
今やプレカリアート(不安定階級)のジャンヌ・
ダルクと呼ばれるようになった雨宮処凛による
「若年貧困層」の報告書。巻末では、石原慎太
郎東京都知事との対談を決行。
全身当事者主義
〜死んでたまる
か戦略会議

春秋社
2008.2
傍観者ではなく、あくまで当事者として、さまざ
まな社会の諸問題(いじめ、自殺未遂、プレカ
リアート、戦争等)について、真正面から格闘
するという姿勢のもと、森達也、高遠菜穂子ら
合計6名とディープにと語る対談集。
貧困と愛国
(佐高信との対
談)

毎日新聞社
2008.3
赤木智弘の「『丸山眞男』をひっぱたきたい〜
三一歳フリーター。希望は、戦争。」が生まれ
ていた背景、フリーターの側からの問題提起
に評価をしつつも、貧困問題からナショナリズ
ムに帰結するのではなく、プレカリアートの連
帯を模索する雨宮処凛が、世代を超えて論
客・佐高信と出会う。注目の対談集。
雨宮処凛の闘争
ダイアリー

集英社
2008.5
反貧困ネットワークの立ち上げから、グッドウィ
ル「データ装備費」返還集団訴訟まで、次々と
成果を挙げてきたプレカリアートの連帯による
闘争の記録。読めば、必ず勇気の出る本。
Webサイト「マガジン9条」の連載を単行本
化。
「生きづらさ」につ
いて〜貧困、アン
デンティティ、ナ
ショナリズム
(萱野稔人との対
談)

光文社新書
2008.7
『国家とはなにか』『権力の読みかた』を書いた
哲学者、萱野稔人との対談。精神的な生きづ
らさをテーマにした作品から、最近の経済的な
生きづらさの問題を射程におさめた作品に至
るまで、雨宮処凛の軌跡を追いながら、1998
年以降、毎年3万人を超える自殺者を生み出
している異常な社会にメスを入れる。2007年11
月に朝日カルチャーセンターで行われた対談
と、同年12月に行われた阿佐谷ロフトAで行わ
れた対談を再構成して収録。
週刊 金曜日
2008.7.25 (712
号)
特集 よみがえる
『蟹工船』
対談 井上ひさ
し・雨宮処凛

(株)金曜日
雨宮処凛も編集委員のひとりとして名を連ね
る『週刊 金曜日』での井上ひさしとの対談は、
小林多喜二のプロレタリア文学『蟹工船』を、
現代の観点から再評価するというものであっ
た。

 雨宮処凛は作家活動の一方で、アンガージュマン(政治参加)を止めることなく、イラク戦争の
際には、右から左まで、あらゆる論陣を統合し、反戦運動を行いました。
 「新しい神様」に続く映画は、自身が共同脚本という形で参加し、土屋監督が製作をした
「PEEP"TV"SHOW」で、この映画はロッテルダム国際映画祭にて国際批評家連盟賞を受賞し
ました。

『PEEP"TV"SHOW』DATA
監督・脚本・編集 土屋豊
共同脚本 雨宮処凛
出演 長谷川貴之、ゲッチョフ・詩、上田昭子、梨紗子、栗戸理花ほか
2003年 日本 98分 カラー

PEEP"TV"SHOW
http://www1.cts.ne.jp/~w-tv/peeptvshow.html

REAL―土屋監督の新作を応援する会
http://www.asahi-net.or.jp/~kn5t-szk/index.htm 




DVD版『PEEP"TV"SHOW』DATA
特典映像 
1.映画祭映像ダイジェスト
2.公開時トークショー映像(宮台真司、土屋豊、雨宮処凛、長谷川貴之)
封入特典
劇場パンフレット

発売・販売 アップリンク
http://www.uplink.co.jp/
3800円+税
オリジナル日本語+英語字幕
スタンダード
ドルビー ステレオ
片面 1層  複製不能



雨宮処凛公式ホームページ
http://www3.tokai.or.jp/amamiya/



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BGM 【staffroll】
Performance by Sion Sagiri